在宅を行っている薬剤師にインタビューをしました

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ポプラ薬局浦河店では、在宅を行っております。
実際に患者さんのお宅を訪問した薬剤師にインタビューをしました。

初めは、病院から在宅を行ってほしい患者さんがいらっしゃるとの連絡を受けたことがきっかけです。その方は店舗の近所の方で、私がケアマネージャーの資格を取る際の実習先の方でした。店舗としても在宅を行いたいと考えていましたので、快諾しました。

患者さんのお宅には週に1回のペースで伺っています。その際にはお薬のカレンダーに定期的に飲むお薬を入れ、残っているお薬や飲み残しがないか、副作用が出ていないか確認します。その結果を担当医とケアマネージャーに報告しています。これが基本的な取り組みですが、体調を崩されて熱が出た際にはすぐ駆けつけますし、軟便の際は担当医とケアマネージャーとで、下剤の量の調節を話し合います。また、患者さんは誤嚥性肺炎を起こしたことがありますから、錠剤のお薬は粉砕し、とろみをつけてお渡ししています。

薬局でお薬をお渡ししているときは、しっかりお薬を飲んでいると思っていました。ですが、思っていたよりも飲み残しや、何のお薬なのか忘れてしまっていることがあるのだと、在宅を行って感じました。一つ一つが大事なお薬ですから、やはり薬剤師が実際に行って薬の説明をしなければと思いますね。患者さんとお話ししたとき、漢方薬が飲みづらいという声を聴いたことがあります。その際は、漢方薬はお湯に溶かして飲むと飲みやすいですし、水分の補給にもなりますよとアドバイスをしました。

お薬をきちんと飲んで、少しでも改善していただくことが理想ですね。