網岡教授勉強会~EBMに基づいた指導をするために~

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金城学院大学薬学部、網岡克雄教授をお招きして研修会を開催しました。

今回は根拠に基づいた医療を行うため、どのようなことが必要かグループディスカッションを行いました。勉強会終了後、参加したスタッフにインタビューを行いました。

患者さんへの提案の根拠として論文を使うという新しい方法を学ぶことが出来ました。論文を上手く活用すると、とても論理的で根拠のしっかりした服薬指導になると思います。自分なりにすぐにでも実践してみます。(薬剤師8年目)

日常業務の中でガイドランを用いることは多かったですが、原著論文を用いてエビデンスを確認する機会はあまりありませんでした。今回の研修会では論文のどの部分に着目するかを理解でき、応用性は高いのではないかと思います。今後実践してみたいと思います。(薬剤師4年目)

インターネットの情報だけではエビデンスが保障されないため、今回学んだ手法が重要であると思った。今後、患者さんからの質問があった時や自分の疑問の答えを導き出す際には、エビデンスを意識した情報収集を行うことを意識していきたいと思う。(薬剤師1年目)

論文の正確な内容を把研修会握するためには、隅から隅まで理解して読み解くことが必要だと思っていましたが、ポイントとなるワードを探してそこから必要な内容を抽出する練習が必要なのだとわかりました。薬局で患者さん相手においても、最終的に患者さんがどうなりたいと思っているのか、どんな満足を得られると良いのかによって、同じ数値を用いても、導き方が変わってくることがわかりました。(医療事務6年目)

網岡教授、此度はお忙しい中お越しいただきありがとうございました。