教育システム

1年を通じて基本的な知識を習得。
実務の理念を徹底し「考える力」を持つ医療人へ

研修内容

ポプラ薬局では 1.入社時研修 2.定期研修 3.実務研修 の3本柱を通じて医療人、社会人としての両面から個々の成長をサポートできる教育システムを取り入れています。現場への速やかな導入、定期的な知識のメンテナンス、現場での実践力を構築するための種々の研修を設けており、個々の成長の速さには自信があります。さらに、ポプラ薬局の研修は症例検討会を除き薬剤師、管理栄養士、医療事務が皆同じ研修を実施します。職種こそ違いますが同じ医療に携わる仲間であり、医療人としての志は同じです。他職種が同じベクトルへ突き進む志の高さを養成するのも魅力の1つです。

また、社員にはそれぞれ個性があります。個々の長所はどこまでも伸ばし、その過程で「自身の思い描く医療人」に近づけるよう後押しします。数多くの学べる環境を提示し、幅広い視点から物事を考えられるようにサポートするのがポプラ薬局における教育の特徴です。

1.入社時研修

入社後、最初の1週間で実施します。
「学生」から「社会人」への気持ちの切り替えを行い、患者様から必要とされる「医療人」としての心構えについて学びます。また、現場への速やかな導入を実現するため下記の研修を実施します。

接遇・マナー研修
言葉遣い、電話対応、身だしなみ等、社会人としてのビジネスマナーを習得します。

調剤報酬関連 (保険、点数、調剤録、レセプト等)
医療保険制度、調剤報酬がどのようなものであるかの概要を理解します。

服薬指導、薬歴記載
「服薬指導の意義とは何か」「どのような点を意識しているか」を薬剤師の観点から話すことで服薬指導の全体像を理解します。また、薬歴記載の注意点について学びます。

在庫管理
「医薬品の管理」、「適正在庫」、「不足時の対応」などをテーマに在庫管理の必要性について考えます。

栄養指導
管理栄養士が患者に対してどのようなサポートを行っているかを理解することで栄養指導の必要性を考えます。

就業規則・個人情報の取り扱いについて
企業人としてのルール、守秘義務について学びます。

トラブル・クレーム初期対応
予期せぬ出来事は必ず起こります。その時に動揺せずに対応すべく、トラブル・クレーム発生時の初期対応について学びます。

グループディスカッション
テーマを決めて新入社員同士でディスカッションします。他人の意見を聞くと同時に自分の意見を話すことで社員同士の相互理解を深めます。また、各々の意見や考え方は今後の教育方針の参考にさせて頂きます。

外部講師 による特別講演
社内研修では補完できない分野も多数あります。例えば「プロフェッショナリズムについて」「コーチング」等、各種専門家を講師として招き実施する研修です。

調剤業務
基本的な処方箋の記載様式、読み方を理解します。

ハイリスク薬について
「なぜリスクがあるのか」を考えます。初期段階からハイリスク薬の危険性を理解し、より緊張感をもって現場に入れるように意識付けします。

2.定期研修

入社時研修後は現場に配属されます。身に付けた現場実務の理念を理解することで更なる成長が促されます。入社後は定期的に各種研修を実施し、身に付けた知識の整理を行います。教わった業務は実践し、その後は考察することが重要です。自分一人の成長ではなく、新入社員全員で成長することが目的です。主な研修項目は下記の通りです。

接遇マナー研修 (6月・8月)
日々の業務の中から各々の社員の良い点や改善点を集約し、実際の事例を通じて新入社員全員で対応について検討します。知識や経験を共有することで類似した事例が生じた際の問題解決能力の向上を図ります。

調剤報酬関連(点数・保険・調剤録・レセプト) (6月・8月)
入社時研修では概要を学び、定期研修では日常業務で身に付けた知識の整理を行います。「なぜその業務が必要なのか?」を正しく理解します。

症例検討会(薬剤師のみ) (隔月)
薬剤師のみ隔月で症例検討会を実施します。患者背景・薬歴、治療上の問題点、薬学的アセスメントについて議論する機会を設け、臨床能力の向上を目指します。

外部講師勉強会
コーチングについて(5月、6月、7月、8月)に実施

3.実務研修

現場へ配属後は、一人の新入社員に対して必ず一人の先輩社員が専属で指導に当たります。業務の中での会話・やりとりを通じて、常に先輩が後輩の理解度を確認しながら業務のサポートをします。困った時はすぐに相談ができる先輩が身近にいることで、安心して働くことが出来るのが特徴です。さらに、マンツーマン指導の効果をさらに高めるためにポプラ薬局オリジナルの日誌があります。後輩が週1回、①学び・気づき ②改善点・対策 ③次週に向けて の3テーマを日誌として提出し、指導を担当する先輩社員がその内容を一緒に考え正しい方向へ導くためのツールです。仕事に対する疑問や悩みは絶対に一人で抱え込まないようにすることを大切にしています。

また、指導者である先輩社員は定期的に集まり、指導に当たる後輩社員の現状を報告し、指導法について意見交換をしています。指導者により、内容や進度に差が生じないよう常に連携しながら指導することで質の高い教育が可能となります。

目指す教育

ポプラ薬局では個性を大事にしています。しかし、基本的な社会人・医療人としてのベースがあるからこそ、個性は輝くものです。個性を大切にするからこそ、入社1年目は実務と理念を徹底します。その結果として各々の「考える力」が養成され2年目・3年目を迎えた際に他人とは違う「物の見方」「発想力」が備わった社員が生まれると考えています。

人は一人では成長できません。周りのサポートが絶対に不可欠です。だからこそ一人一人としっかり向き合う教育体制を構築することを大切に教育プログラムは考えられています。短所を補うことも当然大切ですが、長所を伸ばし続ける環境があることがポプラ薬局の一番の魅力ではないでしょうか。

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